西、初登板でいきなり2失点 バレンティンの一打で先制点を献上

1回ヤクルト2死二塁、阪神・西勇輝はヤクルト ウラディミール・バレンティンに先制適時二塁打を許す=京セラドーム(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(31日、京セラドーム大阪)

 阪神の西勇輝投手(28)が、FA移籍後初のマウンドに上がった。初回、いきなりバレンティンに適時二塁打を浴びるなどで2点を失った。

 古巣オリックスの本拠地でもある京セラドームで、開幕3連勝を懸けてヤクルトとの対戦。初回、先頭の坂口に一、二塁間を抜かれたが、続く青木を遊ゴロに打ち取ると、山田は外角低め142キロの直球で見逃し三振に斬った。

 登板前日には「前半戦で中継ぎを使い過ぎると後半苦しくなる。前半から長いイニングを消化していきたい」と、ブルペン陣の負担軽減を誓ったマウンド。2死一塁で迎えたバレンティンに、2ー2から5球目の勝負球が高めに浮いた。

 145キロの直球をはじき返され、中越えの適時二塁打で先制点を失った。さらに続く雄平には、3ボールから左中間を破られ、2点目を失った。続く西浦は一ゴロに抑えたが、2点のビハインドを背負う展開になった。

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