岩貞 七回途中1安打無失点の好投 初勝利の権利を手に降板

 7回、ナインを出迎える岩貞(中央)=撮影・高部洋祐
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 「阪神-ヤクルト」(30日、京セラドーム大阪)

 今季初登板となった先発の岩貞祐太投手(27)が、6回1/3を投げ無失点の好投。ヤクルト打線をわずか1安打に抑え、勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りた。

 初回2死から3番・山田哲に二塁打を許したものの、続くバレンティンを中飛に料理して、立ち上がりを無失点。リズムに乗りかけたように見えた左腕は、三回1死から突如制球を乱して3連続四球で満塁のピンチ。しかし4番・バレンティンを変化球で一飛、5番・塩見を144キロの外寄り直球で空振り三振を奪い、序盤最大のピンチを無失点でしのいだ。

 球数は五回で97球。100球に達した六回も難なく三者凡退に片付けた。七回もマウンドに上がり、先頭の村上を空振り三振に抑えたところで2番手・桑原にスイッチ。降板後、岩貞は球団広報を通じ「立ち上がり、緊張もありましたが全体的に球威で押せた点は良かったです。ただ四球などで球数も多くなり、野手の方々の守備に助けてもらった」とコメント。左の柱としての活躍が期待される左腕が、上々の滑り出しを見せつけた。

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