木浪&近本 快足1・2番コンビ結成!本領これから 矢野監督も期待
「練習試合、阪神(1回終了降雨ノーゲーム)KIA」(19日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24)=ホンダ=と、ドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=が19日、KIAとの練習試合で初めて「1、2番コンビ」を組んだ。ルーキー2人のフレッシュな並びに関して、矢野監督は大きな期待を込めた。
「木浪、近本の1、2番も面白いなと思ってたから。(近本は)あれだけの足があるっていうのは俺の中では2番がおもしろいなというのもあって」と矢野監督。降雨ノーゲームとなる直前の初回の攻撃では、1番の木浪が右飛、続く近本は二ゴロに倒れたが、今後も試す価値のある打順だ。
社会人時代は主に1番に入っていた木浪は「自分の中では出塁を意識してます」と力を込めた。また、近本は「2番はあまりこれまでなかった。役割が多くて打つだけではなく、進塁打だったり、ボールを見るということもそう」と難しさを口にしたが、足の速さは大きな魅力となる。
例えば初回無死一塁で「2番・近本」なら、併殺になる可能性が低いだけに、犠打ではなく打ちにいく攻撃的な作戦も可能。ルーキー2人が新たな彩りを加える。