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原口を信じて待つ 秋山が横田がエール届けた

 18年4月、秋山(右)の元に駆け寄る原口
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 阪神・秋山拓巳投手(27)が25日、同期入団の原口文仁捕手(26)が24日に大腸がんで治療に専念することを公表したことを受け、全力で支えていくことを宣言した。闘病生活を送る同級生に自らの勇姿を届け、1軍で待つ。脳腫瘍の手術経験がある横田慎太郎外野手(23)は先輩との共闘を誓い、共に復活を遂げることを望んだ。

 信じて待つ。現実を受け止め、真っすぐ前を見つめる秋山の瞳には、強い決意が宿っていた。「育成の時は僕が投げる試合を甲子園に見に来てくれたりした。一番長いですし、一番仲がいいと思っている。1軍でしっかり待っておきたい」。同期の原口が24日に大腸がんを患っていることを公表。その前日に連絡を受けた。

 09年度ドラフトで共に高卒で入団。ポジションは違えど、ここまで9年間、切磋琢磨(せっさたくま)しながら支え合ってきた。今ではチームに欠かせない存在となっている2人。今季も戦力として貢献する。そんな矢先の出来事だった。

 「何をしてあげられるのか分からない。なるべく術後の治療とか、ストレスがかからないようにしてあげるのが一番だと思う。気を使わせないように手伝えたらと思います。僕1人じゃなくて同級生も多いですし、そういう話はしている」

 秋山や原口のほかにも梅野、陽川、岩崎、岩貞と同級生が6人いる。思う気持ちは皆同じ。病に打ち勝とうとする盟友を全員でサポートしていく考えを示した。

 12年には育成選手契約になったが、立ちはだかる試練を何度も克服してきた原口。その姿を知っているからこそ秋山は「今までいっぱいケガしてきたのも治してきている。頑固なんで、リハビリも真面目にやると思う」と完全復活を願う。

 再び一緒にプレーすることを後輩も願う。脳腫瘍と診断され、半年以上にわたる闘病生活を送ってきた横田。同じ境遇だからこそ、心配でならない。「自分も病名を言われた瞬間、真っ白になった。原口さんも今、結構キツイと思いますけど…」と、経験したからこそ分かるものがある。

 完全復活を遂げて目指すのはファンの待つグラウンド。「原口さんも自分も病気と今、闘っている。原口さんの熱さだと(復活して)本当に1軍に行くと思いますし、自分もそれに負けないように、必死に練習していきたい」と横田。誰もが「早期実戦復帰」を誓った原口の有言実行を信じている。

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