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矢野監督の金言「君たちはどう生き残るか」新人合同自主トレで“金の卵”を前に訓示

 集まった選手一人一人と握手をする矢野監督(撮影・田中太一)
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 阪神の矢野燿大監督(50)が10日、兵庫県西宮市の鳴尾浜で行われている新人合同自主トレなどを視察した。ドラフト1位の近本光司外野手(24)=大阪ガス=ら、ルーキー7人を前に約3分間の訓示を行い、一人一人と握手。直立不動の“金の卵”たちを前に、気持ちの面で負けない重要性と、プロで生き残るために考えることの大切さを説いた。

 28年前の自分の姿をダブらせながら、熱い言葉を投げかけた。緊張の面持ちで直立不動の7人の若虎。矢野監督が伝えたかったことは、「どうやってプロの世界で生き残っていくか」を自分で考えることの重要性だ。

 1991年に中日へ入団した当時、キャッチャーのレギュラーは中村武志(現中日1軍バッテリーコーチ)が務めていた。「オレはプロに入るのが目標やったからな。中村さんを見た時に『うわっ、すごいな』って思って」。そこで奮起したことで、1年目から22試合に出場。中日で最後のシーズンとなった97年には、キャリアハイの83試合に出場するなど着実にステップアップしてきた。

 技術だけが全てではない。気持ちの持ち方が野球人生を大きく変える。「うまいヤツが残るわけじゃないと思うから、オレは。結局、どんなことがあっても生き残っていくとか、試合に出てやるとかと思っている人がね。金本前監督とか、下柳とか、オレ自身も。他球団を見ても、山本昌さんもそんなに球が速くなくて」

 名前が挙がった面々は、入団当初から大きな期待を寄せられていたわけではない。「本当にやり方とか考え方で、自分で頑張ったら変えられることは、たくさんあるんじゃないかっていうことかな」。プロ野球人生を長く続けた同年代の“球界のレジェンド”を例に出しながら、しっかりと生き残っていってほしいという思いを言葉に込めた。

 もちろん矢野監督が強く望む“競争”に、1年目からルーキーたちも食い込んでほしい。「特に社会人から来た3人。競争をより激化するために、ドラフトで取ってる部分もあるから。早くユニホームを着てプレーする姿を見たいな」。社会人組は春季キャンプ1軍スタートが内定済み。この日、受け取った熱いメッセージを胸に若虎たちが猛アピールをしていく。

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