西 移籍後“聖地”初見参「改めてきれいだなと」年末から1カ月海外自主トレへ

 阪神に新加入した西勇輝投手(28)が17日、移籍決定後初めて甲子園クラブハウスを訪れ、施設見学と自主トレを行った。甲子園球場内のブルペンなども見学し、球場の全景も再確認した右腕は「改めてですけど、きれいだなと」と笑顔。今後は3勤1休のペースで体を動かし、年末から約1カ月間の海外自主トレに向かう予定だ。

 プロ初勝利を挙げた思い出もある。高校時代からずっと憧れていた聖地が、来季からホームグラウンドになる。「改めてですけど、きれいだなと思いました」と笑顔で明かした西。移籍後初めて訪れた甲子園の景色は何ら変わらなかった。

 16日に「甲子園ボウル」が行われ、アメフット用に内野部分に敷設された芝生を撤去する作業が行われており、グラウンドに足を踏み入れることはできなかった。スコアボードも改修中だったが、外周から見た全景の印象を語った右腕。クラブハウスやロッカーなども見学し、トレーニングルームではエアロバイクやウエートトレーニングで汗を流した。

 この日はオリックス入団時から知る本屋敷トレーナーや、日高育成兼分析担当コーチもクラブハウスを訪れており「よかったです。すんなりいけました。これから名前を覚えるのが大変ですけど、しっかり覚えていきたいと思います」と力を込めた。今月末から約1カ月間の海外自主トレに向かうが、その準備段階として「イメージは3勤1休くらいで。また年を越したら練習メニューも変わってくると思います。考えながら、体と相談しながらやっていきたい」と明かした。

 施設面に関しては初めて訪れたということもあり「これからいい部分が感じられるかなと思います。自分の練習もしないといけないですし、これから慣れていけるかなと思います」と語った右腕。ただオリックス時代から知るスタッフ、コーチ、選手がいるという点は、本人にとって間違いなくプラス材料になる。

 今後も甲子園や鳴尾浜で体を動かしていく予定。着実に一歩ずつ、チームに溶け込んでいくための準備を進めていく。

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