阪神入りの西、悩みも「環境を変えたくなかった」 矢野監督から「ファンを喜ばせたい」
オリックスから国内FA権を行使した西勇輝投手(28)が7日、大阪市内のホテルで阪神と3度目の交渉を行い、正式に入団を表明した。以下は会見内容。
-交渉を終えて。
「そうですね、契約まではだいぶ長かったですけど、しっかり自分の中で考えて結果が出ましたので、いまはホッとしています」
-結果というのは。
「阪神タイガースさんに、お世話になることを決めました」
-FA宣言から1カ月間、さまざまな思いもあった。最大の決め手になったものは。
「環境を変えたくなかったので、たくさん悩んだんですが、そういう結果になりました」
-矢野監督、谷本本部長と話して、印象に残った言葉は。
「矢野監督からは『ファンを喜ばせたい』という言葉がありましたので。自分自身、本当に、球場に来てくれる方とともに、一緒に頑張りたいと思いますので、そういう言葉が聞けて、本当によかったです」
-タイガースは最下位からの巻き返しを図るチーム。このチームにどんな貢献をしていきたいか。
「自分自身、1年間、ケガなく投げきることが大事。キャンプからケガせず、ベストの状態で。なんとかチームの勝利に貢献できるように1イニングでも、長く投げたいと思います」
-熱い、熱いファンがこの瞬間を心待ちにしていた。
「これからたくさんの人が、球場にきて応援してくれると思いますが、なんとか自分がチームの勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」