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阪神、新外国人有力候補にジョンソン 驚異的奪三振率のリリーフ右腕

 阪神が来季の新外国人として、ピアース・ジョンソン投手(27)=ジャイアンツ=を最有力候補としてリストアップしたことが15日、分かった。今季メジャーで37試合に登板し、3Aでは11・9という驚異的な奪三振率を残したリリーフ右腕。すでに交渉は最終局面に入っているとみられ、順調に行けば近日中にも虎のブルペン陣を整備するピースが加わる。

 虎の伝統とも言える強力投手陣を再構築していくため、新たな助っ人右腕に照準を定めた。米国時間2日にジャイアンツからFAとなって以降、水面下で交渉を進めてきたジョンソン。球団幹部は「最有力候補としてリストアップしている」と明言した。

 ジョンソンは2012年にドラフト1位でカブスに入団。16年途中にリリーフへ転向すると、奪三振率が急激に上昇した。3Aの43試合全てでリリーフ登板した17年には、54回1/3で74奪三振をマーク。同年に初めてメジャーのマウンドに立つと、ジャイアンツに移籍した今季は37試合に登板した。

 マイナーで屈指の奪三振マシンという一面だけでなく、被本塁打の少なさも特筆すべき事項。投手の能力を示す数値にHR/9(27個のアウトを取る間にどれだけ本塁打を打たれたか)があるが、ジョンソンは3A通算140回で0・77と低い。

 ピンチの場面で三振を奪える能力、そして僅差のマウンドで本塁打を打たれづらいというのは、間違いなくリリーフ向きと言える。さらにこれらの数字は3Aでも打者有利のPCL(Pacific Coast League)で残したもの。確かなポテンシャルを秘めた右腕だ。

 阪神は今オフ、マテオを自由契約にし、新たなリリーフ右腕をリサーチしていた。データによると、ジョンソンはアベレージで150キロを計測し、変化球の主体となるのが独特な軌道を描くカーブ。今季、ロッテで活躍したボルシンガーもナックルカーブを武器にして13勝2敗と圧倒的な成績を残した。

 スライダーやフォーク、ツーシームが主流となっている日本球界で、再びカーブという球種に脚光が当たっているのも事実。そんな“特殊球”を持つジョンソンだけに、日本で活躍できる可能性を大いに秘めている。

 すでに交渉は最終局面に入っているもようで、順調に行けば今月中にも正式合意に達する見通し。かつてのドラ1右腕が、最下位からの巻き返しへ欠かせない戦力となる。

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