原口、紅白戦で120m特大弾 正捕手争いド派手にアピール
「阪神紅白戦、紅組4-2白組」(11日、安芸市営球場)
阪神の原口文仁捕手(26)が、今キャンプ初の紅白戦で推定120メートルの特大弾を放った。
二回、1死走者なしで打席に立つと、小野に対して2ボール1ストライクから4球目、真ん中高めの142キロ直球をフルスイングした。打球は防球ネットの最上部に突き刺さる特大弾。矢野新監督がネット後方で見守る中、新政権“第1号”で正捕手獲りに向け、猛アピールに成功した。
捕手に再転向した今季は、主に代打として82試合に出場。打率・315と好成績を残した。また、代打の神様と呼ばれた桧山進次郎氏のシーズン代打安打記録「23」にも並んだ。新指揮官は梅野、坂本らとの激しい定位置争いについて「アドバンテージは梅野にあるけど、総合的にみたら原口を使う気もあるし」と、高いレベルでの競争を期待している。