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ドラ5川原、母に届ける恩返し…女手一つで子育て 仮契約で最初の所信表明

阪神と仮契約を交わし、田中秀太スカウト(左)に帽子をかぶせてもらう創成館・川原陸=長崎市内のホテル(撮影・高部洋祐)
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 阪神からドラフト5位指名された川原陸投手(17)=創成館=が8日、長崎市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸500万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。会見では、いつも見守ってくれた母への思いがあふれた。

 「何らかの形で、家族に恩返しがしたい」

 たくさんのカメラの前で、川原は堂々と抱負を語った。そんな息子の姿を、女手一つで育ててきた母・えりかさんも優しく見守った。「成長してくれたなって。早く活躍した姿を見てみたいです」

 甲子園での試合は全試合、はるばる長崎から駆けつけたという。最後の夏は初戦敗退。だからこそ川原自身は「あまりいい投球ができなくて、悔しい思い出ですね」と唇をかんだ。

 それでも開かれたプロへの扉。家族の元を離れて励んだ3年間は裏切らなかった。そして、川原の努力は家族みんなの喜びへと変わる。妹・真子さんも「やっぱりお母さんが一番喜んでいました」と証言。笑顔満開の仮契約となった。

 活躍を誓い、挑むプロの舞台だ。まずは体作りから取り組んでいく。現在は80キロの体重を、80キロ台後半へ。どんぶり1・5杯のごはんに、プロテインも摂取し、重量アップからスタートさせている。

 「今度は(家族に)、甲子園で勝っている姿を見てもらいたいです」。川原には、感謝を届けたい人がいる。母の前で語った、最初の所信表明となった。

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