平田新2軍監督“超ポジティブ”野球だ 23日に教育L初陣「血が騒ぐよ」

 超積極的に平田流「ポジティブシンキング」を注入する。阪神の平田勝男新2軍監督(59)が宮崎入りし、コーチ会議後に選手全員と個人面談。どうせ同じことをするなら、考え方を前向きに。時に笑い、時に真面目な所信表明だった。

 「(巨人の)原監督は1軍3回目、俺は2軍監督3回目。これ、ギネスにのせようかな」

 3度目の就任に気合十分。初陣を前にコーチ会議を行うと、その後に選手全員と個人面談を行うなどパワフルに動き回った。帯同選手ら23人と向き合った時間は2時間以上。宮崎での課題、そして、その取り組みについての“調査開始”だった。

 共に育成を目指すコーチ陣には「欠点は伸びしろ」と説いたという。そして選手たちには意識改革を願った。例えば「ボール球を振らないように」と「甘い球を打つ」。どちらも目標は同じだが、言い方一つで受ける印象は異なる。平田イズムはこれだ。

 前矢野2軍監督が築いた超積極的野球の精神。これが主軸になることは間違いない。継承していく上で、プラスの考え方を取り入れていくことがテーマだ。「選手たちの顔を見ていたら、よしっ、なんとか!って。血が騒ぐよ」。23日の韓国・斗山戦が初陣。熱い平田2軍監督が新たな風を吹き込む。

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