阪神、新スタッフ発表 平均年齢45歳、フレッシュ顔ぶれで14年ぶりV目指す

ファーム育成兼分析担当コーチの就任が決まり、会見する阪神・日高剛コーチ=阪神球団事務所(撮影・高部洋祐)
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 阪神が22日、2019年度のコーチングスタッフを発表した。

 矢野燿大新軍監督(49)を支える参謀役として、清水雅治外野守備走塁コーチ(54)=前楽天=が入閣。「(受けたのは)まずは監督の人格。その人に頼まれたので何とかしたいなと、そういう気持ちだった。電話をいただいて、一緒にやってもらえないか、という話をもらったので。光栄。支えたいという気持ちでした」などと話した。

 「超積極野球」を掲げ、ファーム日本一を達成した2軍スタッフからは、福原忍投手コーチ(41)藤井彰人バッテリーコーチ(42)、藤本敦士内野守備走塁コーチ(41)、浜中治打撃コーチ(40)、筒井壮外野守備走塁コーチ(43)5人が昇格する。

 矢野新監督に代わる2軍監督には、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(59)が就き、3度目の要職を担う。また、2軍打撃コーチに新井良太育成コーチ(35)、育成コーチには戦略・分析担当として裏方に回っていた日高剛氏(41)が分析担当コーチを兼任する形で入閣する。

 金本前監督以下、平均年齢50・3歳だった前内閣から、平均年齢45歳と大きく若返り。17年ぶりの最下位から大幅な入れ替えで、1軍コーチ陣もフレッシュな顔ぶれとなった。チームを立て直すという難題。14年ぶりのリーグ優勝を目指す来シーズンに向けて、新監督を支えるスタッフの大枠が固まった。

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