金本監督 17年ぶりの最下位にファンへ謝罪「現実を受け止めないと」

無念さをにじませながら引き揚げる阪神・金本知憲監督=神宮(撮影・田中太一)
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 「ヤクルト6-5阪神」(8日、神宮球場)

 阪神がヤクルトに連敗し、2001年以来、17年ぶりの最下位が決まった。

 金本監督は「それはね、やっぱりもう、現実を受け止めないと。申し訳ない気持ちというかね、ファンには」と1年間応援してくれたファンに謝罪した。

 前夜の岩貞同様に、この日も先発・才木が序盤から失点を重ね、苦しいゲーム展開を余儀なくされた。金本監督は2回6失点KOの若き右腕について「元々、立ち上がりが良くないピッチャーだけど。だいぶ克服できてきたところもあったんだけど。セットになったら球威も落ちてたし」と淡々と振り返った。

 一方的な試合展開となるところだったが、打線が八回に2死から3連続タイムリーを放つなど、1点差に迫る反撃を見せた。これには指揮官も「野手も意地を、見せ場を作ってくれましたしね」と評価していた。

 ただ気になるのは、今季1番打者に定着した糸原のアクシデント。三回の打席で、自打球がワンバウンドして左目付近に当たり負傷交代した。「目だからね。どうしても、ぼやけてるみたいだし。検査に行ってるけど」と状況を明かした。今季は全試合出場を続けていただけに、「何とかがんばってほしいけどね。がんばって出てほしいしね。自信になると思うしね、全部出れば」と、軽傷を願っていた。

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