糸井が1500安打、五回終了で記録成立 史上124人目
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「広島-阪神」(21日、マツダスタジアム)
阪神の糸井嘉男外野手(37)がプロ通算1500安打を記録した。現在、断続的に雨が降る中での一戦で二回に安打が出た後は試合が成立するのを待つ形になったが、無事に五回が終了し、歴代124人目の記録も成立した。
0-0で迎えた二回、先頭で打席に立った糸井は、先発の野村に対して1-1からの3球目、外低めのカーブを右前に運んでチャンスメークした。ただ、後続がなく、得点はならなかった。
五回にも2死から右翼へ二塁打を放ち、1501本目の安打を記録した。
投手として2003年、自由枠で日本ハムに入団した糸井は、2006年に野手にコンバート。翌2007年9月10日のロッテ戦でプロ初安打を放っている。
試合は三回、阪神が大山の適時二塁打、陽川の2点適時打で3点を先行したが、五回に広島も田中の犠飛などで2点を返している。