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金本采配、ズバッ!左の東に左のナバーロ起用 二塁打から俊介の先制V打呼んだ

2回、俊介の適時打で生還した糸井(左)を出迎える金本監督 
2回、二塁打を放つナバーロ(撮影・田中太一) 
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 「DeNA1-3阪神」(10日、横浜スタジアム)

 左対右のセオリーを度外視した一手が、難敵攻略へとつながった。左腕・東に対し、調子を上げてきた右のロサリオを外してナバーロを起用。オール左のクリーンアップが絡んでの3得点に阪神・金本監督は「常に、一番勝ちに近づくようなオーダーというのはいつも話し合っていますから」と力を込める。

 確かな根拠はあった。東は今季、試合前まで右打者の被打率・211に対し、左打者は・281。なぜ、左投手に右打者が苦労するのか。その要因としてストレートと同じ腕の振りで外角低めに落とされるチェンジアップが挙げられる。

 直球の威力と力強い腕の振りがあるだけに、打席の中で判別がつきにくい。新人左腕にとって生命線とも言っていいボールだが、左打者に限るとチェンジアップの割合は対右打者の約10分の1。左腕のウイニングショットを消した状態で打席に臨むことができる。

 今季のロサリオは東に対し12打数1安打の打率・083。指揮官が「そういう判断です。われわれは」と明かしたように、助っ人は独特のチェンジアップに手を焼いてきた。そんな“マイナス要素”を排して組んだ中軸が、二回に機能した。

 先頭の糸井が右前打で出塁し、続くナバーロは直球を狙い打って左中間フェンス直撃の二塁打。これが先制点の起点となると、三回には福留が貴重な価値ある一発を放ち「全部が大きかった」と金本監督は目を細めた。東の被安打9は、プロ入りワーストタイの数字。過去のデータをひもとき、採った最善の策で難敵を撃破した。

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