阪神・小野5回1失点 7四死球、自己最多122球も勝利投手の権利持って降板

 「阪神-ヤクルト」(5日、京セラドーム大阪)

 先発した阪神・小野泰己投手は5回を投げ、6安打1失点。7四死球、自己最多122球と制球に苦しみながら、必死に踏ん張って最少失点に抑える投球内容。五回に味方打線が逆転に成功し、1点のリードで勝ち投手の権利を持っての降板となった。

 ただ、初回から苦しい投球内容だった。先頭・坂口を、二塁内野安打で出塁させると、青木に四球を与えて無死一、二塁。続く山田は見逃し三振に斬ったが、暴投を挟み、バレンティンの二ゴロで先制点を失った。二回には2死から3連続四球。三回には連打と四球で1死満塁を背負ったが、粘りの投球でホームだけは死守した。

 「制球が定まらずいいリズムが作れないなかで、守ってくれて試合をひっくり返してくれた野手の方に感謝しかありません。要所でなんとか粘ることはできましたが、球数も多く長いイニングを投げることができず、反省の多い投球になってしまいました」

 毎回、塁に走者を置き、五回にも1死二、三塁のピンチを招く。それでも石川を浅い左飛に、坂口を遊ゴロに抑えて脱した。前回7月27日のヤクルト戦では、5回を投げて4安打3失点。バレンティン、カラシティーに本塁打を浴びて3敗目を喫した。1週間後に巡ったリベンジ登板で、苦しみながらも5勝目の権利を持ってつないだ。

2023-11-05
2023-11-04
2023-11-02
2023-11-01
2023-10-31
2023-10-29
2023-10-28
2023-10-20
2023-10-19
2023-10-18

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス