阪神・糸井 2軍戦でいきなり本塁打 実戦復帰初戦で2安打2打点

4回阪神2死三塁、右中間に2点本塁打を放つ糸井嘉男=甲子園(撮影・持木克友)
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 「ウエスタン、阪神-中日」(20日、甲子園球場)

 右足腓骨(ひこつ)骨折でリハビリ中の阪神・糸井嘉男外野手(36)がウエスタン・中日戦(甲子園)で実戦復帰。「3番・右翼」でスタメン出場し、3打数2安打2打点。第3打席で本塁打を放つなど、順調な回復ぶりを示した。

 初回2死走者無しで迎えた第1打席、カウント2-1から中日先発・清水の4球目、内寄り140キロの直球を引っ張り、右翼フェンス直撃の二塁打で球場に詰めかけた虎党たちを大いに湧かせた。

 三回1死一、二塁の好機で迎えた第2打席は、外寄り変化球を捉えたものの、左翼手の好守備に阻まれ左飛。そして、最大の見せ場は3打席目だった。四回2死三塁の場面で、同じく中日先発・清水の2球目、136キロ直球を豪快に振り抜き、打った瞬間それと分かる、センター右への2ランを放った。

 糸井は予定していた3打席に立って五回の守備から途中交代。21日から1軍合流する方向の背番号7が、文句なしの仕上がりをアピールした。

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