谷川7回1失点の好投 矢野2軍監督も絶賛「1軍で勝てる投球」
「ウエスタン、ソフトバンク2-5阪神」(16日、タマホームスタジアム筑後)
苦手克服で“変わり身”を示した。先発した阪神のドラフト5位・谷川(九州三菱自動車)が7回を5安打1四球7三振で1失点に抑える好投を見せた。
ウエスタンで右打者への被打率・180に対し、左打者は被打率・267と打ち込まれていた右腕。左打者が7人並んだ相手打線に「自分の中でもすごく意味のある試合。左のインコースもしっかり投げられたので」と納得の表情を浮かべた。
六回まで散発3安打で、三回から3イニング連続で三者凡退。両サイドを丹念に突き、六回までスコアボードに0を刻んだ。七回は内野ゴロの間に1点を与えたが、最少失点で降板。矢野2軍監督も「今までで一番良かった。1軍で勝てるピッチングやった」と絶賛。投げ込んだ96球を自信に変え、さらなる高みを目指す。