前半戦残り4戦、救援陣リミッター解除や!ドリス&桑原の4連投準備

 阪神の中継ぎ陣が前半戦最後の4連戦で、リミッター解除の4連投に備えることが7日、明らかになった。金村暁投手コーチ(42)は「試合展開にもよる」と前置きした上で、守護神のドリス、桑原の2人に限り、4連投で起用する可能性に言及した。

 「ビハインドの展開でも勝ちパターンがいけるくらい、この3日間で楽になったから」

 3戦連続の雨天中止。後半のタイトな日程も気になるが、プラス材料はリリーフの負担軽減だ。昨季12球団トップの救援防御率(3・29)を誇った中継ぎ陣も、今季は3・96とわずかながら数字上では疲労が見える。前半戦最後は広島との3連戦。タイトな試合が予想されるだけに、総動員でコイ封じに挑む。

 今季もここまで1週間で「3連投、50球」の登板制限を設けて起用してきた。当然、藤川、能見らは考慮されるが、勝負どころで出し惜しみはしない。「(制限は)守りつつだが、展開にもよる。ドリスも僅差の九回は考えないといけない。桑原も元気だしね」と金村コーチ。鉄壁のリリーフ陣で王者に食らいつく。

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