原口打!陽川打!中谷打!若虎が意地を見せ5点差から同点劇

 7回、同点となる2点適時打を放ち喜ぶ中谷(撮影・北村雅宏)
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 「阪神6-11広島」(24日、甲子園球場)

 試合には敗れた。それでも、意地は見せた。4試合先発出場が続く阪神・陽川、そして代打での打席に原口、中谷が集中力を研ぎ澄ます。3人で計5打点。貧打に苦しむ猛虎打線を、若い力で勢い付けた。

 広島に5点勝ち越された直後の六回。漂う大敗ムードを引き裂いたのは、原口のバットからだった。右の永川にスイッチしたが、準備は万端。2死満塁からの中前打で2者生還した。「追いついていくために大事なところだった。ヒットが出たことはよかった」。代打成功率は・500を誇り、3試合連続安打と勝負強さを見せつけた。

 さらに3点を追う七回だ。3四球で作った1死満塁の絶好機で陽川。2球で追い込まれたが、3球目の145キロ直球を右前へはじき返し、2試合連続で打点をマーク。続いて代打・中谷がコールされた。外角直球に体勢を崩されながらも左前へ運んだ。声援を大歓声に変え、試合を振り出しに戻した。

 陽川が「結果を残さないと、次はないと思っている」と話せば、「チャンスだったので、食らいついていこうと思っていた」とは中谷。原口は八回先頭でも右前打で出塁。5月17日・DeNA戦以来のマルチ安打で存在感をアピールした。激化する競争の中で、若虎たちの活躍が明日への光となった。

2023-11-05
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