【一問一答】金本監督 苦しんだ交流戦「結果ですから」
「交流戦、阪神3-3オリックス」(21日、甲子園球場)
阪神が今季初の引き分け。6勝11敗1分けで交流戦を終えた。
先発のドラフト1位・馬場皐輔投手(仙台大)が、プロ初登板初先発で6回5安打1失点の好投。初勝利はお預けとなったが、上々のデビューとなった。
打線は糸井嘉男外野手が3打点の活躍。1点を追う九回には増井の初球直球を振り抜き、左中間へ同点の10号ソロ。6年連続2桁アーチをマークした。
試合後の金本監督の一問一答は以下の通り。
-交流戦最後は引き分けに終わった。
「前向きに捉えましょうか。追いついたというところで」
-馬場はしっかり投げれていた。
「ちょっとストレートがファームのいいときの走りではなかったから心配はしていたけど、うまいこと変化球を使って。6回1失点ですか。合格点ですね」
-できれば勝ちをつけてあげたかった。
「できればね」
-岡崎のリードがさえていただけに、八回は代えづらかった。
「盗塁も刺せるし、経験もあるから。バッティングの状態もよかったからね」
-八回はミスが重なってしまった。
「まあ、それが点になってしまってね。ウチもミスから点をもらっているし」
-馬場の次回は?
「まだわからん。これから考えます」
-最後は山崎に代打・大山の選択肢はなかったか?
「今、大山はちょっと打てる状態ではないですね」
-状態のいい山崎の方が?
「きょうに関しては期待できたかな」
-交流戦、苦しんだ。
「結果ですから、はい」
-糸井はホームランでミスを取り返した。
「でも難しい打球だよ。外野手は前進守備でゴロヒットを止めないといけないから、前に前に出るからね。走者を返したらいけないし、チャージ、チャージというのが頭にある。変にかばうわけではないけど、あの打球は難しい。真芯で捉えた低いライナーだから」
-明日からリーグ戦再開。
「きょうを区切りとして、また明日から頑張っていきます」