ロサリオ“1軍鯉投”撃ちで昇格や ウエスタン広島戦に出場
2軍調整中の、阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が11日、出場予定の12日からのウエスタン・広島3連戦(由宇)で、1軍クラスの投手と対戦することが分かった。同3連戦で広島は野村、中村祐、薮田が先発予定のため、格好の「テスト」の場となる。
ロサリオは2軍降格後初実戦となった10日のオリックス戦で、いきなりの変化球打ちで適時打を記録。金本監督は今後の昇格について「ボール球を見極められて甘い変化球を打てるようになれば」と話す。2軍とは思えない広島先発陣との対戦で結果を残せれば、大きなアピールとなる。
数試合の結果次第での昇格について、金本監督は「分からん、分からん」と話すにとどめたが、最短で13日から1軍出場選手登録は可能。迷いが消えて復活となれば、チームのプラス材料となることは間違いない。