阪神、雨天中止の翌日は5戦5勝 ロサリオが八回、決勝打 8回無失点の秋山が4勝目

上機嫌の阪神 ウィリン・ロサリオはピースサインをしながらニッコリ=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神2-0ヤクルト」(24日、甲子園球場)

 阪神が息詰まる投手戦を制し、連勝。5カードぶりの勝ち越しを決めた。4番・ロサリオが八回、決勝の2点適時二塁打で試合を決めた。

 試合は先発の秋山が8回まで、4安打無失点に抑える好投。八回のマウンドで1死一、三塁のピンチを招いたが、代打荒木を見逃し三振に斬ると、続く山田には全球直球勝負。力で右飛に打ち取り、両手で激しくガッツポーズした。

 流れを呼び込むと、直後の攻撃。植田がセーフティバントで出塁すると、糸原が送って2死二塁。ヤクルトベンチはここまで3安打の福留を申告敬遠で歩かせた。2死一、二塁となって近藤にスイッチ。ロサリオが打席に立った。

 1ボールからの2球目、高めに浮いた132キロスライダーを振り抜いた。打球は中堅方向に高々と上がり、そのままフェンスに直撃。2者が一気に生還した。二塁ベースに立ったロサリオは、一塁ベンチに向けて喜びを爆発。4番の一振りで試合を決めた。

 九回は守護神ドリスが締めて、リーグトップタイの14セーブ目。秋山は4勝目を手にした。阪神の2桁安打は開幕1、2戦の3月30、31日の巨人戦(東京ドーム)以来。ロサリオが本塁打の次の試合で安打を記録したのは、4試合目で初めてだった。チームは雨天中止の翌戦で5戦5勝。無敗の神話も継続された。

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