原口「攻める姿勢」で執念の先制適時打 メッセンジャーを援護

 6回、バットを折りながら左線へ先制適時打を放つ原口(撮影・田中太一)
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 「阪神-DeNA」(15日、甲子園球場)

 阪神の原口文仁捕手(26)が六回、先制適時打を放った。今季初適時打。4連敗ストップへの執念打が、途中出場した男とのバットから生まれた。

 六回だ。まずは糸井がスライダーをはじき返すと、一気に二塁へ。一振りでチャンスメークした。続く福留は四球。12日の試合から5番に降格しているロサリオは右飛に倒れるが、ここで二走・糸井はタッチアップして三塁へ。2死一、三塁で、糸原も四球を選んだ。

 この日一番の好機を迎えると、大観衆のボルテージも最高潮に。すると、ここでDeNAベンチが動く。左腕・エスコバーを投入すると、金本監督も代打・原口を告げた。初球をフルスイングで応戦。その後カウント1-1で迎えた3球目だった。148キロの直球にバットを折りながらも左前へと運んだ。走者2人が一気に生還。ついに猛虎打線が、均衡を破った。

 原口は球団広報を通して「ファーストストライクからしっかりスイングできて間合いもとれましたし、攻める姿勢で打席に立ったことが結果につながったと思います。良いところに打球が飛んでくれたと思います」と振り返った。

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