“ラッキー7”打者11人で逆転 ロサリオ2点適時打、大山押し出し

7回、ロサリオは左前に同点打を放つ(捕手 中日・松井)
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 「阪神-中日」(8日、京セラドーム大阪)

 阪神が4点ビハインドの七回、4番・ウィリン・ロサリオ内野手の2点適時打で同点に追い付くと、大山悠輔内野手が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功した。

 劣勢の展開で迎えた“ラッキー7”。反撃は1死からだ。代わった又吉から、代打・伊藤隼が粘って四球を選ぶ。さらに代打攻勢。原口が遊撃左に打球を転がし、必死の走塁で今季初安打を記録した。鳥谷は二ゴロに倒れたが、2死一、三塁からまずは高山の中前適時打で1点を返した。

 この日2本目の適時打で勢いを付けると、続く西岡が追い込まれながら、左前適時打でさらに1点を加える。2戦連続でスタメン出場。六回の右打席、左翼線二塁打で今季初安打を記録すると、続く第4打席では左打席で今季タイムリーとなった。

 糸井が四球で歩き、2死満塁。4番・ロサリオが打席に入った。1-1からの3球目、内角144キロに詰まらされながらも、フルスイングした打球が遊撃左を抜けた。二走・西岡もガッツポーズしながら、同点のホームへと生還。ロサリオも一塁ベース上で喜びを爆発させた。助っ人は1日の巨人戦以来、実に5試合ぶりの適時打。この日も二飛、一飛、遊ゴロと凡退していただけに、貴重な同点打となった。

 さらに福留が四球を選ぶと、続く大山も粘ってフルカウントから10球目。際どい球を見極め、押し出し四球で勝ち越しに成功した。打者11人の猛攻、一挙5得点で逆戦に成功した。

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