福留の一撃から主導権「出塁することを考えて打席に入った」菅野攻略

 「巨人-阪神」(30日、東京ドーム)

 阪神の福留孝介外野手(40)が先制のソロアーチを放つなど、2018年シーズン開幕戦で先手を奪った。

 両軍無得点で迎えた二回。1死走者なしからの、5番・福留の第1打席。カウント1-1からの3球目だった。高めの直球を捉えると、打球はぐんぐん伸びていき左翼ポールを直撃。「出塁することを考えて打席に入りました。切れずにホームランになってくれてよかったです」と振り返った。

 福留の開幕戦本塁打は、昨年に続いて2年連続の4本目。チームを盛りたてるベテランの一撃に、駆けつけた虎党から大歓声が送られた。

 さらに大山、糸原、梅野ら期待の若手も連打で続き、2死満塁。この絶好機で1番に抜てきされた高山も全力プレーで魅せた。スライダーに体制を崩されながらも、全力疾走&ヘッドスライディングで適時内野安打をもぎ取った。

 巨人の先発は、今オープン戦で防御率1・29と安定した成績を残していた難敵・菅野。2年連続でチームを引っ張る主将は、29日の練習後に「相手が誰というのではなく、先制点を取れればチームが有利になると思う」と話していた。ベテランと若手。チーム一丸となって奪った貴重な「2」点の先制。下位打線から作った流れで、さらに勢いづく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス