1番糸井、2番糸原 阪神「糸糸コンビ」わずか6球で先制点
「オープン戦、オリックス-阪神」(23日、京セラドーム大阪)
阪神が電光石火の攻撃で先制点を奪った。
まずはオープン戦初めて1番で起用された糸井。2ストライクから3球目、3球勝負にきたオリックス先発・西に対し、内寄り144キロ直球をフルスイングした。ライナー性の打球は右翼手の頭上を越え、そのままフェンス直撃。悠々と二塁を陥れた。
さらに続く開幕2番が決定的で、金本監督が「小(コ)サリオ」と命名した糸原が1-1から3球目、132キロのチェンジアップを中前に運んだ。「つなぐことだけを考えて打席に入りました。いい結果になってくれましたし、先制することができてよかったです」。わずか6球で奪った先制点。1番に糸井を置く超攻撃打線で、まずは阪神が1点を奪った。開幕戦でも「糸糸コンビ」が実現するかもしれない。