虎の岡本、持ち味シュートで「攻める」元同僚G野上との投げ合い熱望

 西武からトレードで加入した阪神・岡本洋介投手(32)が17日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。西武時代の同僚で巨人へFA移籍した野上と、伝統の一戦で投げ合うことを楽しみに挙げた右腕。「攻めるピッチングを」とセ・リーグの強打者封じへ意気込んだ。背番号は13に決まった。

 落ち着いた口調で発した言葉はアグレッシブなものだった。「気持ちを前面に押し出して、内角を攻めるピッチングを」。猛虎の一員となり舞台はセ・リーグへ。岡本が攻めの投球で押していく。

 自信を持つ球種は右打者の内角を突くシュート。「持ち味なのでどんどん使っていきたい」。プロ入りしてから「生きていくために」と磨いてきた武器をセ界の強打者の懐へ投げ込む考えだ。

 伝統の一戦が待ち遠しい。「野上と投げ合ってみたい」。西武で同僚だった野上が昨オフ、巨人へFA移籍。「雰囲気はすごいと思います」とイメージする甲子園での対決を楽しみに挙げる。

 先発と中継ぎ両方をこなす万能型。昨年は6月14日・阪神との交流戦で勝利を挙げるなど先発で自己最多6勝をマークした。「働き場所を問わず戦力になれるように」。求められたポジションで力を発揮する。

 励みは地元からの声援。和歌山県出身で「両親に試合を見に来てもらえたら」。南部高の先輩には浜中2軍打撃コーチ、社会人のヤマハでは鳥谷の弟とプレーした。「(トレードは)驚きはありましたがいいチャンス」。タテジマを身にまとい強気のスタイルで真っ向勝負を挑む。

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