金本監督 4番ロサリオ固定 他は流動的にテスト

 阪神・金本知憲監督(49)が12日、今季の打順は「変動式」で挑むプランを明かした。現状、固定するのは「4番・一塁」のロサリオだけで、福留や糸井がスタメン出場する13日のヤクルト戦(甲子園)から、いくつかのパターンをテストしていく形だ。

 「(打順は)いろいろ試すからね。それが決まりではない。孝介も休みが必要になってくる。広島とか巨人みたいにカチッとレギュラーが固まっているチームじゃないからね。どうしても変動式になる。しょうがない」

 チームとして考慮すべきポイントがいくつかある。福留には昨年以上に休養を与えながら起用する考えで、鳥谷も状態を見ながら休ませていく。13日のヤクルト戦は1番に鳥谷、3番から福留、ロサリオ、糸井と並べる形でスタートすることが濃厚。ただ、その形だけにこだわれないのが今のチーム事情だ。

 「でも固めるところは固めるよ。4番とかね。できるだけ同じようにやりたいけどやれない事情がある。そこを無理くりずっと同じで、とこだわる方がおかしいと思う」

 固めるのは「(ロサリオ)ぐらいでしょう」と話すように、4番以外は流動的な要素を残す。その時々でスタメン起用する選手の顔ぶれや個々の状態を見極めて起用していく。

 片岡ヘッド兼打撃コーチも「あと10試合で何通りか組みたい。どういうのが一番点が入りやすいかというところ」と話した。オープン戦は残り10試合。最善の形を探っていく。

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