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中谷 スランプ脱出打! 2打席連続適時打でオープン戦初星決めた

6回、中谷は左中間に適時二塁打を放つ(捕手・小林) 
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 「オープン戦、阪神6-3巨人」(11日、甲子園)

 やっと勝った!阪神はオープン戦8試合目にして、初勝利を挙げた。「7番・右翼」でフル出場した中谷将大外野手(25)が、課題の直球を捉えた二塁打2本で2打点。1-1の四回に一時は勝ち越しとなる左越え適時二塁打。3-3の六回には左中間適時二塁打で決勝点を叩き出した。若虎の活躍で宿敵巨人との開幕前哨戦を制した。3・30本番も痛快G倒劇を頼んだで!

 不安を振り払う快音が聖地に響き渡った。スコアボードに16打席ぶりとなる「H」ランプをともした中谷。自らの心を救う一打が、チームに8試合目でのオープン戦初勝利を呼び込んだ。

 「チャンスだったので、三振しないことだけを考えた。その結果、ヒットになってよかった。こういうことを言ってはいけないと思うが、気持ちがホッとした」

 持ち味を発揮したのは同点となった直後の四回1死一、三塁の場面。カウント2-2から左腕・中川が投じた内角寄りの141キロ直球を迷わず振り抜いた。打球は弾丸ライナーで左翼フェンスに直撃。意地の一打は一時は勝ち越しの二塁打となった。

 3-3の同点とされた六回にも存在感を示した。無死一、二塁での第3打席。田原の真っすぐを捉え、左中間を破った。決勝点を叩き出す適時二塁打。「2打席とも真っすぐを捉えることができた」と課題克服に十分な手応えを口にした。

 試合前までオープン戦は24打数4安打と結果を残せていなかった。「極端にバットが遠回りしていたので、それをコンパクトに捉えられるように」。金本監督、片岡ヘッド兼打撃コーチらに指導を受けながら冷静に打撃を見直した。結果、この日は2安打2打点を記録。修正能力の高さを見せた。

 金本監督は「今、取り組んでいることができ始めている。今日も内角を打ってくれたから、そこは自信にしてほしいし、今やっていることが間違いないんだなということも理解してほしい」と期待。片岡ヘッドも「課題とし、取り組んでいることが試合でできたことは収穫」と評価した。

 3・30開幕前哨戦は制したが、敵地東京ドームで戦う本番に向けた勝負はこれからだ。残り1枠を巡る高山、陽川らとの外野の定位置争い。「出られるように、もっとアピールしていきたい」。復調の兆しを見せた背番号60が、し烈なチーム内競争を勝ち抜いていく。

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