金本監督、若虎に「ストレート打ち」期待 バンデン&武田打ちで中谷アピールや

練習を見ながら笑顔を見せる金本監督
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 阪神・金本知憲監督(49)が2日、3日からのソフトバンク2連戦での若手野手の「ストレート打ち」に期待を寄せた。3日はバンデンハーク、4日は武田と対戦予定で、共に力強いストレートを投げ込む右腕。キャンプでの成果を示すには格好の舞台となる。

 「どこまでみんなが対応できるか。まずはストレートを打つことですよ。バシッと。相手(投手)が『まっすぐ一本(狙い)できてるな』というので、変化球(を投げてくる)というところで、変化球を狙うとか」

 金本監督が就任以降、野手にはストレートに振り負けないスイングを求めてきた。終わったばかりの2月のキャンプでも継続して練習で取り組ませ、全体のレベルアップは感じ取れた。その中で迎えるバンデンハーク、武田と続く対戦。ここまで積み重ねたものを披露してもらいたい。

 キャンプでは中谷と高山の名前を挙げ、ストレートをとらえ切れない課題を口にしていた。何とか克服してもらいたいところで、それは選手も同じ気持ちだ。この日、他の選手らと同様に打撃練習や守備練習などで調整した中谷が、地元・福岡での対戦を前に意気込みを口にした。

 「(バンデンハークと武田との対戦でも)やることは変わらないので、しっかりやっていきたい。(仕留めるのは)1球じゃなくても、打席の中でしっかりやっていきたいと思います」と気合。中堅の開幕レギュラーを争う立場でもあるだけに、実績十分の両右腕から打てば、大きなアピールにもなる。

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