金本監督「勝つに越したことはない」選手に求めた!勝利への執念
「阪神春季キャンプ」(23日、宜野座)
阪神・金本知憲監督(49)が23日、24日のヤクルト戦(浦添)から始まるオープン戦で、選手に勝利にこだわる姿勢を求めた。まだオープン戦のため、勝利にこだわる采配を徹底することはないが、選手には勝利につながるプレーでのアピールに期待した。
「オープン戦であれ練習試合であれ(選手は勝ちに)こだわってやってくれないと。プレーも勝とうとしてやらないと。選手に勝つためにやってるのを理解させるためにもいいんだけど(勝つために)継投を変えてまでというのはないけどね」
昨年のオープン戦は、18試合で10勝6敗2分け、勝率・625で4位。セ・リーグ6球団では1位の成績で、シーズンの2位にもつながっていった。どんな試合であれ、結果として勝つ方がいいのは当然のこと。キャンプに入ってからの対外試合も、ここまで4戦3勝1分けと負け無しだ。
オープン戦ということで、首脳陣からすれば選手の見極めが一つの目的。「勝つに越したことはないけど、そこには、オープン戦の成績にはこだわりませんよ」。チームとしてはそうであっても、選手個々には勝利への強い意識を持ってもらいたい。まずはヤクルト戦から、シーズンにつながる熱い戦いが幕を開ける。