阪神強力リリーフ陣健在 6人全員が勝ちパターン!金本監督が示唆

 「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)

 阪神の強力リリーフ陣が17日、そろってシート打撃に登板。金本知憲監督(49)は順調な調整を評価し、昨季60試合以上に登板した桑原、高橋聡、マテオ、ドリスに加え、藤川、石崎も加えた6人全員を勝ちパターンとして起用するプランを明かした。

 “60試合カルテット”は健在だ。桑原は鳥谷から見逃し三振を奪い、打者5人を1安打。「腕を振れた」と新球のフォークも試投した。高橋聡は打者5人を1安打。西岡にはソロを許したが「思っていたより良かった」と納得の表情を見せた。

 マテオは最速152キロに「いい感じだね」とし、打者4人に1安打で2三振を奪った。初めて打者と対戦したドリスも最速150キロを記録。「次は実戦で投げられる」と手応えを口にした。

 4人だけではない。藤川も打者4人を無安打。「まだ少し重心の位置が違ったかな。微調整しながらね」。調整段階でも貫禄を見せる投球だった。

 金本監督は5人と、石崎を加えた6人は役割を決めずに起用する可能性を示唆した。「誰が勝ちパターンで行ってもいい。逆に勝ちパターンがなくなってくるんじゃないかな。登板間隔と調子だけ見て、グルグル回すこともできるんじゃないかな」。異例の起用法を考えられるほど、リリーフ陣は充実している。

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