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竹安、勝負の“やり投げ投法” 陸上選手の弟の助言からヒント

 ノックを受け返球する竹安
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 金本阪神3年目のV奪回へ、若手のさらなる飛躍は欠かせない。プロ2年目の昨季終盤、初登板初勝利を飾った竹安大知投手(23)は10日、陸上選手の弟の助言からヒントを得た“やり投げ投法”で勝負に挑む考えを示した。

 目からウロコが落ちたのは年末、故郷の静岡県に帰省した際だった。中学時代まで野球を続け、高校入学のタイミングでやり投げ選手に転向した弟と1年ぶりにキャッチボールを行った。「すごくいいボールを投げるようになっていた」と驚かされた。

 その原因を分析すると、やり投げ独特の「胸の張り」と「(軸足の)右足の蹴り」にあった。「弟は『右足と右腕でアーチを作るように』と言っていました」と明かす。自らのフォームと重ね合わせると「右足が死んでいたというか、うまく使えていなかった」との結論に至った。

 この日、鳴尾浜での自主トレで行ったキャッチボールでは力強い直球を投じていた。過去にはやり投げで五輪3連覇を果たしたヤン・ゼレズニーがメジャーに挑戦。初のインド出身プロ野球選手もやり投げの選手だったことから、共通する部分は多いとみられる。

 「直球をもっとパワーアップさせたい。ゾーンで勝負できる直球があれば、変化球も生きてくると思うので」と力を込めた3年目右腕。弟が目の前で見せてくれたやり投げのコツを、マウンドで生かす。

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