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星野氏の「怖さと優しさ」阪神OB明かす 「ケガばっかりしやがって!抹消じゃ!」

入団が決まった片岡内野手の肩を抱き喜ぶ星野監督(01年12月21日)
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 中日、阪神、楽天などで監督を歴任し、4日に急逝した星野仙一氏(享年70)を追悼するABC「虎バン 追悼特別番組 ありがとう星野仙一さん」が8日に放送された。番組には阪神OBたちが出演し、星野氏の怖くて優しいエピソードを明かした。

 当時の星野監督からラブコールを受ける形で日本ハムからFA移籍した阪神・片岡篤史ヘッドコーチは、エレベーターで怒鳴られた思い出を告白した。

 遠征中の試合で足を負傷した同コーチは、その日「嫌な予感」を抱えながら宿舎でエレベーターを待っていた。すると予感は的中。ドアが開くと星野氏の姿があり「ケガばっかりしやがって!抹消じゃ!」と2軍行きを命じられたという。同コーチは「成績が悪かったりしても何も言われなかった。その代わり体調管理などには厳しかった」と、星野氏の方針を振り返った。

 阪神・矢野燿大2軍監督は中日、阪神時代にともに戦った同氏のことを「一番怖いけど一番優しい監督」と述懐。そして、中日在籍時に自身がプロ初ヒットとなる本塁打を放った試合後の出来事を振り返った。

 その試合でチームは敗戦。ベンチの「ゴミ箱とかボコボコ」にするなど星野氏は試合中から怒りを爆発させていた。しかし試合後、バスに向かうと「怒り狂っていたはず」の星野氏が手を差し出してきて「初ヒットおめでとう」と祝福したという。矢野2軍監督は「一生忘れない」と当時の喜びを明かした。

 星野監督時代に若手だった赤星憲広氏は「僕は厳しく言われる立場だった」と“怒られ役”であったことを告白。何度も叱咤激励されながらも「(怒られた)翌日は必ずフォローしてくれた。ただ厳しいだけの監督じゃなかった」と恩師との思い出を振り返った。

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