人的補償で阪神入り尾仲、ボディー改造に着手 体重増目指す
FAでDeNAに加入した大和内野手(30)の人的補償で阪神移籍が決まった尾仲祐哉投手(22)が、今オフから肉体改造に取り組むことが15日、分かった。理想のフォームで投げ、強靱(きょうじん)な体を手に入れるために決意した。
173センチの右腕が、年間を通して戦えるスタミナを養うために体重を増やす。現在73キロだが、最低でも3キロ増が目標。80キロに到達すれば理想的だ。「筋トレをして食べて、プロテインを飲みます」。鶏肉も口にして高タンパク質も摂取する。
特に鍛えたいのは体幹、そして下半身を「大きくしたいです」と尾仲。左足でしっかり踏み込み、バランスのいいフォームで投球をするためには力強い足腰が必要だからだ。
この日は横須賀市のベイスターズ球場で調整した尾仲。縦じまのユニホームに袖を通す来季は1軍定着と20試合以上の登板が目標。「成長した姿を見せたい」と言葉に強い決意を示した。