現状維持の阪神・糸井、故障で離脱「責任感じた」「不甲斐ない」【一問一答】

会見で笑顔を見せる阪神・糸井嘉男=阪神球団事務所(撮影・田中太一)
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 阪神の糸井嘉男外野手(36)が14日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持となる年俸4億円プラス出来高でサインした。4年契約の2年目となる来季に向けて、13年ぶりのリーグを誓う。

 【以下、インタビュー一問一答】

 -サインはしましたか。

 「昨年しました(笑)」

 -球団との話し合いの内容は。

 「チームのこと。あと、環境が変わってどうだったかとか、そういう野球の話ですね」

 -球団の評価は。

 「環境変わってよくやってくれたと言われましたが、納得する数字は1つもないので。来年、それを埋めたいなと思います。球団にはやりやすい環境を作ってもらって。特に不便なことはなかったです」

 -外と中のタイガースで印象の違いは。

 「思っていた通り、お客さんがすごい。やってて、守っていても感動するというか。こういうところで野球できているのが、すごく幸せやなと思います」

 -大変だったのは。

 「ケガして1カ月くらい離脱して、その時はすごく責任を感じました」

 -いろんな思いがあった。

 「オレ、何しとんねんとか、いろいろ思いました」

 -1年目の数字としては、さすがなものもある。満足度では。

 「ホンマ1つもないです。開幕からの1カ月と、最後の1カ月くらいしか、納得できるものはなかったです」

 -残念だった部分とは。

 「試合に30試合くらい出られなかったのが残念。残念というか、不甲斐ないというか」

 -そのあたりが来年に向けて目標になる。

 「当たり前にクリアして、数字を残したい。で、優勝争いをするシーズンにしたいですね」

 -トレーニングにも熱が入っている。

 「11月いっぱいは体のケアだけに時間を充てていたので。体の方はだいぶ元気です。いまはちょいちょい、トレーニングもしています」

 -ケアから鍛える部分に入る。来年に向けて、進化させるトレーニングになってくる。

 「そういうことです(笑)。ちゃんと昨年、キャンプインができず、ケガして入っているので。そこは絶対に避けたい。しっかりと調整してキャンプインを迎えたいと思います」

 -重点的には。

 「全部です」

 -ロサリオ入団が決まった。

 「ひげ、かっこええなって思います(笑)」

 -タイトルの意欲は。

 「タイトル争いができるくらいの活躍はしないといけないと、自分でも思っているので。11月の表彰(コンベンション)にも出たいですし。何らかのタイトルを目指してやっていきたいと思います」

 -来年の登場曲の話題も出ているが。

 「気分次第です(笑)」

 -ファンに向けて。

 「来年は、ホンマにスーパーな糸井でいきたいと思うので、来年も応援よろしくお願いします」

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