能見、今季振り返り「年々苦しい投球が多くなる」【一問一答】

 阪神の能見篤史投手(38)が8日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億3000万円から1000万減となる年俸1億2000万円でサインした。

【以下、一問一答】

 -複数年契約が終了。サインは。

 「はい。単年なので」

 -年俸の増減は。

 「ダウンなので。そんな感じです」

 -提示を見た感想は。

 「この年齢でなかなか数字を上げるのは難しい。来年もユニホームを着させてもらえる。僕としては納得できるものでした」

-今季を振り返って。

 「年々、苦しい投球の方が多くなるんですけど。しっかり自分で受け止めてスタートした。前半は自分の感じとしては非常に悪くなかったんですが。波がどこかで出てくる。うまく、少なくできなかったというのは、シーズンを通して思いました」

 -どの辺が要因なのか。

 「いろいろありますけどね。試合の流れとか、ここで抑えるか抑えないか、そういうところで踏ん張れなかったのが一番大きい」

 -球団への要望は。

 「特にないです」

 -あと2勝で節目の100勝となるが。

 「もちろんできればいいですし、そこで終わりじゃない。しっかりと勝てるようにしないと。まずはローテーションに入らないといけない。死にものぐるいでやっていかないといけない」

 -新たに取り組むことなど、変化は。

 「柔軟性の部分も1つ大事かなと思う。そういうものは重点的に来年に向けて取り組んでいること。いいバランスでしっかり投げられるというのをテーマに、取り組みたい」

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