西岡、完全復活のために新スパイク作って SSK、アディダスなど数社競合

 阪神の西岡剛内野手(33)が7日、大阪市内でSSKのプロスタッフ会議に出席した。今季はバットとグラブのアドバイザー契約を結んでいたが、来季に向けてスパイクの専属契約を検討。アキレス腱断裂からの完全復活を支える“相棒”として、以前契約していたアディダスなど数社の中から選び抜く考えだ。

 「僕の足のことを一番に考えて。一緒にトライしてくれる会社と契約を結びたいと思います」。1時間を超える会議後、西岡は強い思いを語った。昨季左アキレス腱を断裂。1年間を戦った上で、スパイクの変更を決断した。求めるのは「軽さはもちろん、フィット感」。同時に復活を共に歩む上での心意気だ。

 「もちろん走りたいというのと、ケガをしないように。足の型をこまめに取ってもらったりとか、球場に足を運んでもらうことも増える。ただ、熱心にしてもらうというのは、結果を残した人が優先される世界ですから」

 言葉の裏にプロとしての覚悟が見える。担当者は「前例がないことなので。スーパースターのチャレンジ。手助けしたい」と全面支援を約束。スピード感を取り戻すべく、初めてミリ単位までこだわった変更だ。「SSKさんには期待しています。モノもそうですが、作り手の(思いの)強さもある」と西岡。新相棒と共に完全復活へと駆ける。

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