ロザリオ あるぞ!即日アタック 12・1交渉解禁 先んじて日米大争奪戦制す

 阪神が新外国人獲得候補の最有力としてリストアップする韓国プロ野球・ハンファのウィリン・ロザリオ内野手(28)と、保有権が切れる来月1日にも接触する可能性があることが29日、分かった。球団は西武などで活躍したホセ・フェルナンデス氏と“特命スカウト”として契約中で、母国・ドミニカ共和国に住む同氏が同国でのウインターリーグに参戦するロザリオと接触できる状態にある。交渉解禁即接触が可能で、獲得に向けた動きが本格化しそうだ。

 運命の日が刻一刻と近づいている。12・1。メジャー71本塁打の大砲、ロザリオとの交渉がついに解禁となる。現在は韓国・ハンファに所属。ルール上、11月中は同球団に保有権があるため、日米他球団と交渉が可能になるのは来月1日以降。阪神は新助っ人の最有力候補としてリストアップしている。

 カギを握るのは、フェルナンデス氏か。同氏は西武、楽天などで活躍。2013年にオリックスを自由契約となり、現役を引退後は母国・ドミニカ共和国で暮らしている。その同氏と球団は中南米選手の獲得に向けたルート構築、選手獲得のアドバイスを受ける“特命スカウト”として契約中で連絡を取り合っている。球団幹部が明かす。

 「シーツやウィリアムスとは違いますけど一応、契約をしていますから。フェルナンデスからも報告が上がってくるんじゃないですか」。駐米スカウトのシーツ氏、ウィリアムス氏とは契約形態、立場は違うが情報は入手できる関係がある。ロザリオは来月2日(現地時間1日)から、ドミニカでウインターリーグに参戦する予定。解禁即接触が可能となる。

 開幕前から注目してきた逸材だ。韓国リーグでは今季119試合に出場し、打率・339、37本塁打。111打点と好成績を残した。ハンファは今季推定年俸150万ドル(約1億7000万円)から大幅アップで残留をオファー。だがロザリオ側は既に退団の意思を伝え、新天地でプレーする準備を進めている。

 今オフの補強は台湾左腕の呂彦青、内野のバックアップ要員で、前DeNA・山崎憲の2人。FA選手の獲得には消極的な金本監督だが、シーズン終了後のオーナー報告会見でも「(長距離打者が)欲しいですよ」と訴えていた。待望久しい大砲の獲得。来季の13年ぶりリーグ優勝に向けて全力を注ぐ。交渉解禁→即接触で、日米の大争奪戦を制したい。

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