阪神、甲子園で秋季キャンプ継続 「オフの準備」テーマに若虎が反復練習

 阪神が秋季キャンプを打ち上げた後も、甲子園を中心に練習日程を組んでいることが15日、明らかになった。19日の帰阪後、11月中は納会やファン感謝デーなどのイベントが入っているが、その合間を縫って反復練習を繰り返させる方針だ。

 片岡ヘッド兼打撃コーチは「11月いっぱいは(首脳陣が)指導することができますから」と明かした。対象となるのは若手選手で、テーマは「オフの準備」。12月、1月はコーチ陣が指導することを禁止されているため、2カ月間のトレーニング方法や個人練習の方法が伝授される見通しだ。

 同ヘッドは「来年のキャンプに向けて、準備をしっかりやってほしいというのがある。個人のレベルアップがチームのレベルアップにつながるので」と言う。現在、秋季キャンプで徹底的に行わせている振り込みの成果で、若手野手のスイングは見るからに鋭くなってきている。金本監督も「若いうちは振らせた方がいい」と来季に向けての手応えも感じ始めている。

 だからこそ重要になるオフ期間。来年2月のキャンプインまでに練習を怠れば、今までの成果が水の泡になってしまう。反復練習が重要性を増すことになり「それは野球を辞めるまで続くテーマちゃうか」と語った片岡ヘッド。いい形で2018年の球春を迎えるために寸暇を惜しんで野球に取り組む。

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