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2時間ぶっ通し700スイング!片岡ヘッド発案“10カ所打撃”で若虎地獄巡り

 打撃練習する大山(手前)らナイン 
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 「阪神秋季キャンプ」(14日、安芸)

 阪神の秋季キャンプが14日、高知県安芸市で行われ、雨天のため室内練習場をフルに使った約2時間の“10カ所打撃”で第3クールを打ち上げた。片岡ヘッド兼打撃コーチの発案で実施され、ぶっ通しで700スイングを消化した選手たちは終盤に奇声を上げるほど。見ているだけでもつらくなる地獄のメニューをクリアし、同ヘッドは「選手が強くなった」と目を細めた。

 安芸ドーム内に選手たちの奇声が響いた。バットを振るたびに、声にならない声を上げ、また一心不乱にボールを待つ。打撃投手を務めたコーチ陣からは「早く構えろ!」とゲキが飛んだ。異様な熱気に包まれた約2時間、打球音が途切れることはほぼなかった。

 早朝から降り続いた雨の影響で練習場所は室内に限定された。野手のメニュー表にはランチ後、大きな空白の中に「コーチ指示」の文字が。もしかして“半ドン”?という期待を選手が抱いたか否かは定かではないが、待っていたのは“地獄のメニュー”だった。

 ランチの合間を使って、瞬く間に安芸ドームの中に10カ所の打撃練習レーンが設置された。6カ所の手投げゾーンに、カーブマシン、梅野が「体感速度は160キロ以上」と語った超高速マシンの2カ所。奥にはティー打撃が2レーン準備され、午後1時、大山、高山ら指名された10選手が一斉に打ち始めた。

 10分交代で10カ所を巡る長い旅。息をつけるのはボール拾いの時間だけだった。狭いスペースをここまで有効に使えるかと思える練習に、原口は「こんな練習はなかなかない。すごくきつかったけど達成感はあります」とやり切った表情を浮かべた。

 片岡ヘッド兼打撃コーチは「とにかくバットを振り込ませたかった。数を打たせることで自信をつけさせる。しんどいところで何かつかめることもある」と説明。大半の選手がこの日、早朝の連続ティーで約400を振り込み、通常の打撃練習で約200。10カ所打撃の700と合わせれば、ものの5時間半でスイング数はおよそ1300にも達した。

 猛練習で第3クールを打ち上げ「選手は強くなったよ」と目を細めた片岡ヘッド。金本監督も「みんな元気やで。体力ついてる」と笑みを浮かべ、「(練習終了が午後)3時は半ドンだろ(笑)」。想像を絶する振り込みは間違いなく、若き才能を開花させるはずだ。

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