金本監督、秋季C実戦形式で判断力強化「まだまだ上を求めたい」
阪神・金本知憲監督(49)が23日、11月に行う秋季キャンプでは、実戦形式の練習も取り入れていく考えを明かした。選手個々を振り込ませて鍛える一方、状況に応じた打撃など、選手の判断の部分も磨いていく。
「実戦もいれますよ。まだまだケース打撃、状況判断、まだまだ上を求めたいし」
どうしても1点が欲しい場面で、状況によってはゴロを転がせば…といったところで奪えないことが、今季の戦いの中であった。来季を見据え、この秋からその意識を徹底していくことになる。
もちろん昨秋と同様、選手に明確な意識を持たせた上で振り込ませていく。「(振り込みは)去年と一緒ぐらいやるんじゃない?高山が泣きそうな顔して振っていたけど。それぐらいやらんとうまくならないでしょう。同じやるのでも意識を持ってやらないと」。24日からは秋季練習がスタート。選手をみっちりと鍛えていく。