石崎「球児の助言」で林昌勇になる 高速フォーク完全習得に意欲
阪神・石崎剛投手(27)が18日、元ヤクルトで日本通算128セーブの林昌勇投手(41)を目指すことを誓った。今後は高速フォークの完全習得にも取り組む予定で、成長著しい男が未来図を明かした。
160キロ右腕の映像を見たのは、藤川の助言がきっかけだった。「自分とタイプが似ている投手の体の使い方、配球を勉強した方がいい」。日課は動画を視聴すること。石崎は「ヒントを得て、今年は26試合を投げられた」と手応えを話す。
防御率1・17と飛躍の1年となったが、慢心はない。香田投手コーチからフォークの握り方を伝授され、今後の課題とした。「縦の変化があれば、もっと楽に投げられた」。直球、スライダーに新たな武器。今後はみやざきフェニックス・リーグで鍛錬を積む。