メンドーサ入団会見 逆転優勝へカープキラー任せろ!

 阪神は31日、日本ハムからウエーバーの手続きが取られていたルイス・メンドーサ投手(33)を獲得したと発表した。背番号は75。西宮市内で入団会見に臨んだ同投手は「いつでも投げられる状態にある」とチームを優勝に導く活躍を誓った。1日は甲子園で練習し、2日以降はウエスタン・広島戦(マツダ、豊平)で登板する可能性がある。

 やる気十分なメキシカンが虎に加わった。入団会見で「いつでも投げられる状態」と即答したメンドーサ。逆転優勝に向け、1日も早くチームの戦力になるため、早ければ今週のウエスタン・広島戦に登板する。

 8月18日の西武戦以降、マウンドから遠ざかっている右腕。香田投手コーチは今後について「様子を見てから。コンディションを見極めて」と話したが、メンドーサは入団会見後すぐに練習。意欲的な姿は試合前練習中のナインの目にもしっかりと焼き付いた。

 紺色のスーツから、虎の練習用Tシャツを着て室内に移動。キャッチボールなどを行った後、自ら「外で走りたい」とグラウンドに現れた。チームスタッフらと言葉を交わしつつ、黙々とポール間走。時折、聖地を見渡すなど、すがすがしい表情で汗を流した。

 逆転Vに向けてカギを握る男だ。昨年の日本シリーズ第5戦では、広島を相手に二回1死満塁から登板し、5回2/3を1安打無失点と好投。チームの勝利に貢献した。「カープはいいバッターが多い。失投、ミスをなくさないと。しっかりコース、高さを投げ分けること」と右腕。抑えた自負はある。“鯉キラー”となりうる存在だ。

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