阪神大敗…ヤクルトの連敗脱出に“貢献” 先発・能見が五回途中4失点

6回、押し出しの四球を与え、ナインに激励される岩崎(中央)
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 「ヤクルト6-2阪神」(22日、神宮球場)

 阪神が大敗を喫し、ヤクルトの連敗は14で止まった。先発の能見が4回1/3を投げて5安打4失点で5敗目。六回に救援登板した岩崎が3四死球など、苦しい試合展開となった。

 能見は初回、先頭の坂口に四球を与えると、2死二塁から山田に先制2ランを浴びた。さらに二回にも先頭・飯原に四球を与え、西浦、坂口の適時打で2失点。「今日はイニングの先頭打者への四球に尽きると思います。やってはいけないピッチングでした」と振り返った。

 さらに六回、1死一、二塁で救援登板した岩崎が、押し出し死球など3四死球。制球が定まらずダメ押し点を与えた。結果的に能見、松田、岩崎の3投手で7四死球。リズムを作ることができなかった。

 攻撃では2点ビハインドで六回、無死一、二塁を作ったが、中谷が3バント失敗。福留、ロジャースも見逃し三振に倒れ、好機を逸した。

 鳥谷は二回に四球を選び、通算969四球として歴代16位の長嶋茂雄氏(巨人)に肩を並べた。

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