阪神・糸井、七回にチーム初安打 福留適時打で反撃開始

 「阪神-DeNA」(26日、甲子園球場)

 阪神に待望の初安打が生まれた。

 0-5の七回のラッキーセブン。先頭で背番号「7」が打席に立った。DeNA先発・井納の投じた3球目。147キロ直球を三遊間へ。遊撃が深い位置で捕ったが、糸井は悠々と一塁を駆け抜けた。

 “ハマの宇宙人”と呼ばれる右腕を“虎の宇宙人”が打ち返した。六回まで無安打投球を繰り広げていたがようやく安打が出た。さらに2番上本も左前打で続き、一、二塁のチャンスを演出。スタンドからはこの日初めてのチャンステーマが流れ、反撃ムードが漂ってきた。

 1死一、二塁から福留が左前適時打を放ち、六回まで封じ込まれていた井納から得点を奪った。

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