阪神・坂本がシート打撃を再開 3月に死球で右手親指を骨折
阪神・坂本誠志郎捕手(23)が30日、鳴尾浜球場でシート打撃を行った。
3月7日の教育リーグ・オリックス戦で右手親指に投球を受けて骨折し、懸命にリハビリに励んできた。今月21日にけがから復帰後初めてのフリー打撃を行い、柵越えを連発。満を持してこの日のシート打撃に臨んだ。
守屋が投手を務め、結果は8打数4安打1本塁打。見守った浜中コーチは「今日は結果よりも、痛みなくできるかっていうのがポイントだった。今日みたいに振れていたら大丈夫。いい形で振れていたし、あとは実戦ですね」と太鼓判を押す。
坂本自身も「普通に打ててたと思います。しっかり振れたのでよかった。(試合に)いけと言われたところでいけるように、しっかり準備していきたい」とホッとした表情だった。
この結果は30日中に掛布2軍監督へ伝えられる予定で、2日から行われるウエスタン・広島戦に出場することが濃厚となった。