藤浪 28日2軍オリ戦に登板 「感覚の確認だけ」5~6イニング予定

 阪神・藤浪晋太郎投手(22)は27日、甲子園室内で行われた投手指名練習に参加し、登板する28日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に備えた。WBCからの帰国後初となる開幕前ラスト登板では、NPB統一球の感触と実戦感覚の確認をテーマに臨む。

 開幕までに残された時間は多くない。球数も考慮しながら5~6イニングを予定している28日のマウンドは、ボールへの対応を含めて「その辺の感覚の確認だけです。実戦感覚の確認になると思います」と説明した。

 WBC公認球から従来のNPB統一球に戻る。26日のブルペン投球を見守った香田投手コーチは「いろいろ確かめながら投げていたけど、見ている中でそんなに違和感は感じなかった」と証言。「曲がらないなとか、曲がるなとか、落ちるなとか、落ちないなとかはそんなに感じなかった」と印象を語った。

 藤浪自身も「調子も落とすことなく、投げることに関しては何も(問題)ない」と言い切る。WBC日本代表では登板機会に恵まれなかったが、ブルペン待機が続く中で、できる限りの調整に努めてきた。

 登板後は中6日で4月4日・ヤクルト戦(京セラドーム)での今季初先発が確定的。「まず、しっかり調整することが大事」と藤浪。1試合限りの調整登板を経て、真価が問われる5年目シーズンへと向かう。

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