小野、同級生の“助言”で生き残る フォームに指摘、修正して結果出す

 阪神・ドラフト2位の小野泰己投手(22)=富士大=が21日、甲子園で行われた投手指名練習に参加。22日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発予定の右腕は、母校の卒業式で指摘された一言を胸に「結果を出す」ことを誓った。

 久々に顔を合わせた同級生たちから意外な一言を投げかけられた。17日に岩手県花巻市で行われた卒業式で「同級生から『キャンプ、オープン戦の映像を見たけど、投球フォームを変えた?』って言われました」と明かした。

 自分の意識としては「フォームを変えたつもりはなかったので」と小野。プロの世界に飛び込み、レベルの高さを目の当たりにした。先輩投手と競争していく中で、微妙に投球フォームのバランスが崩れていったのかもしれない。

 5日の広島戦では3回7安打4失点。14日のオリックス戦では4回2失点ながら、87球を要するなど制球にバラツキが見られた。中7日でのマウンドになるが「制球に課題があったので、キャッチボールから意識して修正した」と力を込める。

 故郷・福岡での凱旋登板。ヤフオクドームは「高校野球の開会式で入っただけ。見に来てくれる人たちのためにも頑張る」と誓った。開幕ローテ生き残りへ、何よりも結果を追い求める。

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